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エルサルバドルのブルボン種は白ワインのように軽やかで優しい酸味と、香ばしく甘い余韻。
Roast |
R:2 / 浅煎り |
pH |
Profile |
生産国:エルサルバドル エリア:アパネカ / アゥアチャパン 標高:1400m 品種:ブルボン 精製方法:フリーウォッシュト 生産者:ファン・カルロス・グレッグ 受賞歴:2007年COE15位、2009年COE 15位、2009年SCAA コーヒーオブザイヤー 9位、2015年COE 27位 |
ファンカルロスと初めて出会ったのは、2008年だったか。
そう、私がエルサルバドルのコーヒー学校にいた時。どの講座で一緒だったかはもう忘れてしまったが、農園をやっていると聞いてその場で『今度きみの農園を見たい』と言ったことは覚えている。
翌2009年のカップオブエクセレンスは、シャングリラ農園のあるアパネカのホテルで行われた。このとき私は、国際審査員としてではなく、主催者側(CSC)で運営を手伝いながら参加していた。そして偶然にもこの大会でシャングリラ農園は、見事入賞し、エルサルバドル屈指のブルボン種を生産する農園として認知されることになった。
シャングリラ農園が位置するアパネカという地域は、エルサルバドルのコーヒー生産エリアとしてはとても有名。高品質コーヒーがたくさん採れる場所。車で走れば見渡す限りコーヒー、コーヒー。本当にそんな感じ。
シャングリラとは、ジェームズ・ヒルトンの『失われた地平線』に出てくる理想郷の名前。
農園名の由来をファン・カルロスに聞いてみた。
「この農園を相続した時からその名前だった。それで定着しているし、わざわざ変える必要もないと思ったんだ」
ここはコーヒーにとっての理想郷(ユートピア)ということだ。
カフェテナンゴでは、シャングリラ農園の風味を最大限に活かすように細心の注意を払って焙煎。
すっきりと晴れ渡った空にギラギラと溶けるような太陽、エルサルバドルの自然とカルロスの情熱がコーヒー液の中に凝縮されている。シトラス系の熟した丸い酸味とアフターに香るチョコっぽい感じのバランスがとても良い。
シャングリラは、エルサルバドル アゥアチャパン県のアパネカ、エル・アノナルに位置しています。
2004年にフアン・カルロス・グレッグが相続し、4代目のコーヒー生産者となりました。約17ヘクタールの畑には、ブルボン種をメインにパカス等他の品種も栽培されています。
2012年あたりから大流行したさび病で、シャングリラも大きな被害を受け、生産量は一時100キンタールを切ったこともありましたが、地道な努力で回復させ、現在に至ります。
ハニー精製やナチュラル精製も手掛け、常に最高のコーヒーを目指してます。
【200g】 ディビナ・プロビデンシア / エルサルバドル (R:3)
¥2,430(税込)
¥1,836(税込)
【100g】 ディビナ・プロビデンシア / エルサルバドル (R:3)
¥1,431(税込)