
ディビナ・プロビデンシアは、ロベルト・ウジョア氏が荒地となっていた畑を買い取って復活させた農園です。
エルサルバドルの中でも特に名高い生産地アパネカに位置し、毎年素晴らしいコーヒーを産出しています。
カフェテナンゴでは、創業した年に一度だけこの農園のコーヒーを販売したことがあり、10年ぶりの販売となりました。その時は、COE入賞ロットでした。COE入賞ロットがまだグレインプロにも入らない69キロ正袋で配送されていた時代でした。(今では信じられませんが・・・)駆け出しの焙煎屋がCOEロットを1袋まるまる買うということがどれだけキビシイことなのか。(コーヒー屋をやったことのある人にしか分からないと思いますが)それでも当時は頑張って売り切りましたねえ。(つらかった)
もちろん味はとっても素晴らしかったですよ。私の友人などはいまだに『好きなコーヒー』の中にこの農園が入っているようです。
私にとって想い出深い農園のコーヒーなんです。
さて、このロットの特徴は、ずばり【品種】です。
『エルサルバドルのSL種を味わう』
このエルサルのSLを皆さんに飲んでもらいたくて購入したといっても過言ではありません。
SL種は、ケニヤで主流となっている品種です。
この品種を開発したスコットラボラトリーの頭文字をとってSL種といいます。(現在はスコットラボラトリーはありません)
このラボが作った品種で代表的なものは、SL28とSL36です。
特に『28』は、傑作といわれていますよね。
日本では、スペシャルティコーヒーが少しずつ知られるようになるにつれて『ケニヤコーヒーの風味』も消費者に浸透しつつあります。
エルサルバドルで育てられた『SL28』は果たしてどんな味がするのか?
ちなみにディビナ・ブロビデンシア農園は、2018年のカップオブエクセレンスでこのSL28のハニー精製ロットが88.07点を獲得し、見事に11位入賞。
2020年のカップオブエクセレンスでは、パカマラ種のナチュラルアナエロビコが堂々の1位を獲得!

<Cup of Excellence 入賞歴>
2007年 11位
2008年 36位
2010年 22位
2013年 5位
2014年 3位、5位
2018年 11位
2019年 15位
2020年 1位 |
<農園詳細>
生産国:エルサルバドル
エリア:サンタ・アナ/アパネカ-アウアチャパン
標高:1550〜1830m
生産者:ロベルト・ウジョア
品種:SL28
精製方法:フリーウォッシュト
焙煎度:ハイロースト (2)
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<メリタドリッパーで淹れる>ディビナ・プロビデンシア
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<カリタドリッパーで淹れるディビナ・プロビデンシア>
※この商品は、200gです。 |