

サンタ・マウラ大農園は100年以上の歴史を持ち、ニカラグアでも最初の頃にできたものです。
はじめは現農園主ホルヘ・チャベスの祖母が農園主として始まりました。当時、女性農園主は大変珍しく、ヒノテガで注目される中、女性ならではの気配りが話題を呼びました。
最も注目されたのは自然を破壊して農園を作るのではなく、自然環境と共存させながらコーヒーを栽培する農園づくりです。また、当時農園では電気が供給されなかったのを、園内を流れる川の流れを利用した水力発電いわゆる水車です。これもまた自然を利用した設備となります。
サンタ・マウラ大農園があるセロ・ダンタリ自然保護区にある谷や渓流は濃厚な霧に包まれ、ここではニカラグアが誇る多種多様な植生物を観賞することができます。世界に二つとないこの自然の楽園は、学生や科学者、国内および海外の来訪者たちに大変喜ばれています。
ある研究によると、この自然保護区では79種以上の木、約250種類の鳥、そして250種類以上の蘭が確認されています。18~23度と気候も安定した海抜1,050~1650メートルに生息しています。ここは、コーヒー栽培に非常に適しているのです。
サンタ・マウラ大農園は約1000ヘクタールありますが、40ヘクタールの小さな農園ごとに大事にスペシャルティコーヒーを栽培しています。収穫時期には1000人以上がコーヒー手摘みをするためにここで働きます。その内コーヒー栽培が420ヘクタール、その他は牧場や農園として使用されています。
またここで働く家族の子供たちが通学できる学校や家族が無料で利用できる小さな病院も農園内にあります。このサンタ・マウラ大農園による労働者たちへのこういった配慮も、サンタ・マウラ大農園からコーヒーを輸入する弊社との取引の一部です。ですから、お客様が愉しまれる一杯のコーヒーもコーヒー農園で働く方々にしっかりと還元されているのです。
< 輸入元 エムアンドシーのHPより>

グアテマラのエル・インヘルト農園やパナマのエスメラルダ農園のゲイシャと比べると栽培標高が低い為、端正で厳しい感じは無く、ソフトで柔らかく優しい口当たり。だけどちゃんとゲイシャのフレーバーがあります。
初めて飲んだ時には、『ああ、こんなゲイシャもあるんだ』と新しい発見をして嬉しくなってしまいました。酸っぱいだけのゲイシャ種は要らないという方にはおすすめのゲイシャです。
ニカラグアで育つゲイシャ種というだけでも試す価値ありですね。だってまだまだ珍しいですから。
<焙煎度>R:1(浅煎り)
<価格>200g ¥3,348-

【サンタ・マウラ農園 倉庫】

【摘み取りに向かう人達】

【赤い実だけを摘み取ります】

【乾燥の仕上げ】
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