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カップオブエクセレンスには毎年入賞ロットを送り込んでいるタラスの名門マイクロミル。
2009年1位のベジャ・ビスタ農園、2020年1位のラ・ロマ農園(実は隣り合った地続きの農園)を始めとして数かすの農園を入賞させています。
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このラ・ロマ農園は、過去にCOE1位に輝いたベジャビスタ農園と地続きで、栽培標高は、コスタリカでも限界の1900mです。
同じコスタリカでもウエストバレーやセントラルバレーなどでは考えられない高さ。タラスならではの標高と言えます。タラスでは2000mでもコーヒーは育ちますが、生産性が非常に悪くなるのであまり植えないそうです。
隣はベジャ・ビスタ農園。すぐ下には、エル・ジャノやラデラといった農園が続きます。
詳しくはブロマガに書いていますので、興味がある方はこちらへどうぞ。
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コーヒー好きにはたまらない絶景です。見渡す限りコーヒー、コーヒー、コーヒー。
ちなみに標高が高くなるとカツーラ種よりもカツアイ種のほうが生産性が良いそうです。
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ここが精製所。【ドン・マヨ】マイクロミル。
ドン・マヨとはおじいさんの名前で、ドン・マヨさんが亡くなった年に設立されたのでおじいさんの名前を付けたのだとか。
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パーチメントを干す網棚。最近のスペシャルティコーヒーではデフォルトの装備になっています。
ウオッシュト、ナチュラル、ハニー何にでも対応できます。
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ドン・マヨは、首都サンホセに直営のカフェを持っています。
スペシャルティコーヒーのスローガン『From seed to cup』(種からカップまで)を実践する貴重な存在です。
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コーヒーの提供方法にもこだわりがあり、きちんとコーヒーの説明カードが添えられています。
抽出方法もハリオ60だけでなく選ぶことができます。
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サンドイッチやパニーニなどフードも充実していました。
ラ・ロマのコーヒーは、高地産のしっかりとしたコク、すっきりと華やかな酸のバランスが良く、チョコレートやスパイスなど複雑にアロマが絡み合い、パンとの相性は最高でした。
そのままでも食べ物と合わせても美味しいドン・マヨのラ・ロマ農園。コスタリカコーヒー好きなら絶対に飲んでおきたい逸品です。
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<詳細>
マイクロミル:ドン・マヨ
生産国:コスタリカ
エリア:タラス
品種:レッドカツアイ
精製方法:イエローハニー
オーナー:エクトル・ボニージャ
焙煎度:R3
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